ABEMAは無料で多くの番組を見られるインターネットテレビサービスです。スマホやパソコンなど、さまざまなデバイスで視聴できます。2019年6月には1,000万人以上のユーザー数を獲得した、新しいテレビの形ともいえるコンテンツです。そんなABEMAの様々な特徴を一つずつ見ていきましょう。
ABEMA(アベマ)は、サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して設立した株式会社AbemaTVが2016年にサービスを開始したインターネットテレビサービスです。さまざまな番組を見ることができ、チャンネル数は20以上もあります。ニュースやドラマ、バラエティ、アニメなど、あらゆるジャンルの番組が楽しめます。
各番組は、一般的なテレビのようにリアルタイムで視聴でき、チャンネルによっては都合の良い時間に好きな番組を選んで視聴することも可能です。
ABEMAには6つのメリットがあります。
数多くの番組を見る事のできるABEMAは、なんと無料で視聴できます。視聴方法は、パソコンでABEMAの公式ホームページへアクセスするか、スマホにアプリをダウンロードするだけととても簡単です。
煩雑な登録作業をする必要もなく、自身の年齢や性別、好きなジャンルなどを選択するだけで、すぐに視聴が可能です。
ABEMAでは2023年11月現在、以下のチャンネルの視聴ができます。
このほか、AbemaDELUXEのように放送時間が近づいたときにのみ公開されるチャンネルもあります。多くの番組は24時間配信されていますが、競輪・オートレースなどは配信がない時間帯もあります。
ABEMAの番組表はパソコンやアプリで手軽に確認可能です。視聴したい番組がある場合は、その番組を選択するだけですぐに見られます。
チャンネルの中には「1」や「2」に分岐しているものがあり、それぞれまったく異なる内容の番組が配信されていますので、いろいろとチェックしてみましょう。
ABEMAには見逃し視聴機能があり、リアルタイムで配信されている番組以外にも、好きな番組を視聴できます。一部見逃し視聴の対象ではない番組もありますが、多くの番組が見逃し視聴に対応しています。
配信時間には見られなくても、後から好きなタイミングで見られる見逃し視聴機能は、多くの人にとって嬉しい機能ではないでしょうか。
ABEMAのトップページにある検索窓で番組名や出演者を検索すれば、すぐに見たい番組を探せます。
多くの動画サイトで利用されているコメント機能は、ABEMAでも利用可能です。ABEMAのコメントは、画面上にコメントが流れる方式ではなく、メイン画面のサイドにあるコメント欄に表示されます。非表示にすることも可能なので、そのときの気分によって選択すると良いでしょう。
また、ABEMAと自分のXを連携させ、ABEMA内で投稿したコメントをXに自動投稿することもできます。コメントしたり他の人の投稿を見たりすることで、ライブのような臨場感を味わいながら番組を楽しめます。有料会員のみ番組に寄せられたコメントは見逃し視聴でもチェックできますが、無料会員の場合は閲覧できません。
コメントの仕方は、画面の右下のコメントアイコンをタップし、表示されたコメント欄の一番下に入力するだけです。
ABEMAは、多くのデバイスで視聴できることも魅力の1つです。スマートフォンはAndroidでもiPhoneでも視聴でき、タブレットも視聴可能です。WindowsやMacなどのパソコンにも対応しています。
他にも、Android TVやGoogle Chromecast、Amazon Fire TV Stickなどのデバイスでも視聴できます。さらにAmazon Echoなどのスマートスピーカーにも対応しており、声をかけるだけですぐにABEMAを視聴できます。
ABEMAが利用できるデバイス一覧は下記の通りです。
国内限定の動画配信サービスが多くを占める中、ABEMAは一部の地域を除き、海外からも視聴することができます。そのため、海外旅行中や海外で暮らしていても日本のテレビ番組をリアルタイムで楽しむことが可能です。
ただし、一部ABEMAが視聴できない国、テレビ番組がある点にご注意ください。
ABEMAは無料で視聴できるサービスですが、有料プランであるABEMAプレミアムに加入することで、さらに広くABEMAを楽しめます。
AMBEMAプレミアムでは、通常の番組に加えてABEMAプレミアム限定の独占コンテンツやオリジナルコンテンツが見放題です。また、広告なしで視聴でき、番組の放送開始に間に合わなくても最初から見ることができます。
ABEMAの無料プランと、有料のプレミアムプランの違いを下記の表で確認しましょう。
プラン | ベーシック(無料) | 広告つきABEMAプレミアム | ABEMAプレミアム |
月額料金 | 無料 | 580円 | 960円 |
視聴できる作品 | 一部番組のみ | 無料+4万以上 | 無料+4万以上 |
広告 | あり | あり | なし |
ダウンロード機能 | 不可 | 不可 | 可能 |
追っかけ再生 機能 | 不可 | 不可 | 可能 |
同時視聴 | 1台 | 1台 | 2台 |
ABEMAの有料会員であるABEMAプレミアムの月額料金は960円です。無料ですでにABEMAを利用している人も、有料会員になることができます。
また、広告つきでプレミアム会員限定コンテンツが視聴できる月額580円の「広告つきABEMAプレミアム」というプランも提供されています。ただし、こちらのプランではダウンロード機能や追っかけ再生機能が利用できないのでご注意ください。
ABEMAプレミアムに登録する場合は、メニューの設定から「視聴プラン」を選び、「ABEMAプレミアムに登録」を選んでください。その後、決済画面に移動します。パソコンからの登録では、支払い方法はキャリア決済かクレジットカードから選択できます。
スマホやタブレットであればGoogle PlayやApp Storeから、Fire端末の場合はAmazonアプリストアから登録可能です。
また、解約はABEMA内のメニューから「視聴プラン」を選べば簡単にできます。
ABEMAプレミアムに加入すると無料会員時に見られる作品数の約3倍となる、4万作品以上が視聴できます。
無料プランの場合でも見逃し視聴ができますが、見られる期間が限られています。しかしABEMAプレミアムでは、見逃し配信期間が終了しても視聴が可能です。見たい番組を、期間を気にせず見られるのが、ABEMAプレミアムの大きなメリットといえるでしょう。
もちろん、過去に放映された番組を遡って視聴することもできます。自分が見たかった作品を探して、いつでもどこでも楽しめるのがABEMAプレミアムの醍醐味です。
ABEMA無料会員の場合は、数分ごとに一度CMが入ります。一般的なテレビ番組では、アイキャッチやCMに入るタイミングが分かりますが、ABEMAでは番組の途中から突然CMが始まることもあります。そのため、ドラマなどを視聴している際にCMが邪魔になり、ストレスを感じる人も多いようです。
しかしABEMAプレミアムでは、どの番組を見ていても、途中でCMが入ることはありません。最初から最後までノンストップで番組を楽しめますので、ストレス無く視聴する事ができます。
スマホで動画を見る際に、多くの人が気にするのが「データ通信量の消費」ではないでしょうか。
一般的には、在宅時はWi-Fi接続で利用している人が多いかもしれませんが、外出時には一定のデータ量以上を使うと低速になってしまう料金プランを利用している人もいるでしょう。
その場合、月初めについついたくさんデータを使ってしまい、月末にはスマホが使いづらくなってしまう、というケースもあるかもしれません。
ABEMAプレミアムでは、すでにABEMAで配信されている番組であれば、ダウンロード視聴が可能です。見たい番組を家のWi-Fi環境を使ってダウンロードしておけば、オフラインで視聴できます。この機能を活用すれば、外で動画を見過ぎて月末にスマホの低速データ通信に悩まされることも少なくなるでしょう。
ABEMAでは、多くの作品が一般のテレビと同じようにリアルタイムで配信されています。中には生放送している番組もありますが、帰宅が遅くなるなど、都合により見たかった番組を最初から視聴できなかった、ということもあるでしょう。
もちろん、オンタイムの状態で放送されている番組を見たり、見逃し配信があれば後で見直したりといったこともできますが、今すぐに最初から見たい、という人のために追っかけ再生機能があります。
追っかけ再生機能とは、放送途中の番組を、最初から視聴できる機能です。そのまま再生するだけでなく、倍速再生もできます。また、CMの部分の表示がグレーアウトしていれば、その部分を早送りすることも可能です。
ただし、番組によっては追っかけ再生に対応していないものもあります。また、追っかけ再生中はコメント機能が利用できませんので、その点はご注意ください。
ABEMAプレミアム会員限定で、放送時に投稿されたコメントを見逃し視聴や追っかけ再生時にも閲覧することができます。放送途中から見始めた場合や、放送終了後でも他の視聴者と一緒にABEMAの番組が楽しめる便利な機能です。
ただし、見逃し視聴、追っかけ再生時はコメント閲覧のみで、投稿することはできないので注意しましょう。
ABEMAは誰でも簡単に利用できるコンテンツですが、利用するときには以下の点に注意しましょう。
ABEMAでは多くの番組で見逃し配信をしていますが、中には見逃し配信対象外となっている番組もあります。一般のTV番組同様、放送時間のみの視聴しかできない番組もあるので、どうしても見たい番組は事前にチェックしておきましょう。
無料でABEMAを利用している場合は、いつでもすべての番組を見られるわけではありません。また、見逃し視聴期間は、ほとんどの場合で1週間程度に限られています。
そのため、うっかりしていると見たかった番組が見られなくなってしまった、というケースも考えられます。自分の見たい番組が見逃し視聴できるのか、また、視聴可能期間はどのくらいなのか、事前にしっかりと調べておいた方が良いでしょう。
これらの情報は、番組の詳細欄に記載されていますので、ぜひチェックしておきましょう。
ABEMAには録画機能がありません。しかし、ABEMAプレミアムにすれば、ダウンロード視聴が可能です。
また、動画視聴時にはかなりのデータ量を消費します。そのため、Wi-Fi環境が整っている場所以外で視聴する機会が多い人は、ABEMAプレミアムに登録してダウンロード視聴を活用することをおすすめします。
こちらでは、ABEMAの視聴を始める方法、番組表の使い方、コメント機能の使い方を簡単にご説明します。
[1] ブラウザからABEMA公式サイトにアクセス
[2] 初めて利用する場合はアンケートに回答する
[3] 見たい動画のサムネイルを選択する
これだけで番組の視聴を開始することができます。スマホの場合はABEMAのアプリをインストールして視聴すると便利なのでおすすめです。
番組表は、ABEMAホーム画面左カラムのメニュー「番組表」から1週間分の番組表を閲覧することができます。
気になる番組は左上の「+」を選択するとマイリストに追加され、番組放送開始のリマインダーを受け取ることができるようになるので見逃したくない場合は追加しておきましょう。
[1] 視聴中の番組にカーソルを合わせる
[2] 右下の吹き出しのマークを選択
[3] 「コメントを入力」の部分にコメントを入力し、「投稿」を選択
ABEMAプレミアム会員限定で、放送終了後の番組や追っかけ再生中の番組のコメントも閲覧のみ可能です。
こちらでは、ABEMAプレミアムと他の動画配信サービスを一覧表で比較してみましょう。
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サービス名 | 月額料金 | 作品数 | 無料トライアル期間 | 特徴 |
ABEMA | 無料(ベーシック) 580円(広告つきプレミアム) 960円(プレミアム) | 約4万エピソード | なし | ニュース、アニメ、ドラマ、バラエティ番組などが楽しめる |
TVer | 無料 | – | – | 人気番組やドラマなどの見逃し配信が視聴できる |
FOD プレミアム | 976円 | 8万本以上 | なし | ・フジテレビ作品が見放題 ・180誌以上の雑誌が読み放題 |
Amazon Prime Video | 600円 | – | 30日間 | Amazonプライムの他の特典も利用できる |
Hulu | 1,026円 | 14万本以上 | なし | 人気の映画、ドラマ、アニメ、バラエティ番組などが見放題 |
U-NEXT | 2,189円 | 31万本以上 | 31日間 | ・190誌以上の雑誌が読み放題 ・毎月1,200円分のポイントがもらえる |
Netflix | 890円(広告つきスタンダード) 1,590円(スタンダード) 2,290円(プレミアム) | – | なし | ここでしか見れないNetflixオリジナル作品が視聴できる |
ディズニー プラス | 990円(スタンダード) 1,320円(プレミアム) | 21,000作品以上 | なし | ディズニー、ピクサー、マーベル、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターの作品が視聴できる |
国内ドラマやバラエティ番組、アニメなどを楽しみたい場合は、ABEMA以外にもTVerやFODプレミアム、Huluなどがおすすめです。
映画や海外作品も見てみたい場合は、Amazon Prime VideoやU-NEXT、Netflix、ディズニープラスの利用も検討してみましょう。
初回登録から一定期間無料で利用できるトライアル期間が設けられているサービスもあるので、まずは気になるサービスの無料お試しから始めてみてはいかがでしょうか。
ABEMAとは、無料でも多くの番組を楽しめるサービスです。これまでABEMAを利用したことがない人は、ぜひアプリをダウンロードしてみてください。
また、有料プランのABEMAプレミアムにすることで、さらに多くの番組を視聴できます。すでにABEMAを利用している人も、ABEMAプレミアムを試してみてはいかがでしょうか。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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